一般社団法人日本環境感染学会
消毒薬評価委員会
わが国では、長年にわたり消毒薬の有効性(効力)の評価基準が存在しませんでした。そこで日本環境感染学会では、生体消毒薬の評価方法の標準化を目指して、2011年に「生体消毒薬の有効性評価指針:手指衛生2011」を、また2013年に「生体消毒薬の有効性評価指針:手術野消毒2013」を提案しました1,2)。そして、これらの有効性評価指針が消毒薬の認可申請に活用され始めてきています。
このたび、これらの有効性評価指針に加えて、医療環境に適した有効な消毒薬を選択できるようにするために「環境消毒薬の評価指針(案)2019」を作成しました。
つきましては、本指針について広くパブリックコメントを募集いたします。多数のご意見をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
募集期間:2019年11月1日(金)~11月30日(土)
提出先:一般社団法人日本環境感染学会事務局
E-mail:jsipc@kankyokansen.org
※パブリックコメント募集は終了いたしました。
環境消毒薬の評価指針(案)2019 (312KB)
環境消毒薬の有効性評価 別表 (163KB)
文献
1. 日本環境感染学会 消毒薬評価委員会:生体消毒薬の評価指針:手指衛生2011.環境感染26(Suppl. Ⅱ):S1-S5, 2011.
2. 日本環境感染学会 消毒薬評価委員会:生体消毒薬の評価指針:手術野消毒2013.環境感染29(Suppl. Ⅱ):S1-S8, 2014.