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学会について
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Last Update:2015年4月21日

学会の紹介

学会の変革

 1980年代半ばより、ブドウ球菌および緑膿菌の病院感染が報告されていた。その後、多剤耐性菌が話題となり、海外ではacquired immunodeficiency syndrome(AIDS)が問題となっていた時期である。病院感染への対応にはチーム医療が欠かせないという立場から、川名林治先生が主催されていた東八幡平シンポジウムが契機となり、本学会の設立の機運が高まった。
 1985年4月2日、学会の設立準備委員会が発足した。発起人は上田 泰先生(東京慈恵会医科大学)、清水喜八郎先生(東京女子医科大学)、川名林治先生(岩手医科大学)、熊本悦明先生(札幌医科大学)であり、総務として小林ひろ伊先生(東京大学)と松本文夫先生(神奈川県衛生看護専門学校)が加わった。
 環境由来の感染の一つに病院感染が位置づけられてきた。本学会では、病院感染制御を中心的研究課題としていくが、環境の変化によって発生する感染症、感染症の疫学調査と原因の究明、感染予防対策、病院建築設備と感染、腸管感染症などにも課題を広げていくことが確認された。近年、病院感染制御の領域においては、薬剤耐性菌の多発、院内での空気感染、医療技術の向上に伴う複雑な感染、易感染患者に対する日和見感染症などが特に課題となってきた。本学会の果たす役割は多岐にわたるが、医療関連感染の制御に関わる多くの関係者が活躍している。
 

歴代の理事長

1986年~1991年 上田  泰(東京慈恵会医科大学)
1992年~1995年 清水喜八郎(東京女子医科大学)
1996年~1997年 松本 文夫(神奈川県衛生看護専門学校)
1998年~2001年 小林 ひろ伊(NTT東日本関東病院)
2002年~2005年 木村  哲(東京大学)
2006年~2009年 大久保 憲(東京医療保健大学)
2010年~2014年 小西 敏郎(NTT東日本関東病院)
 2015年~ 賀来 満夫(東北大学大学院)

 

学会の主な事業

1986年 学会誌「環境感染」Vol.1, No.1 を発行
1990年 本邦初のガイドライン「病院感染防止指針」発行
1995年 10周年記念事業:看護婦(士)海外研修派遣事業 2年間計12名派遣
2001年 病院感染防止マニュアル発行
2001年 教育施設認定病院に16施設を認定、以後漸次認定追加
2004年 学会関連用語英和対照表発行
2005年 20周年記念誌発行、第1回 ICP講習会開催
2006年 教育用プレゼンテーション資料「教育ツール」公開
2006年 ICP講習会の代わりに学会教育委員会講習会を開催、以後継続
2008年 学会誌の名称を変更した:「日本環境感染学会誌」
微量採血用穿刺器具の取扱いに関する見解発表
教育委員会講習会におけるDVD制作が開始され、以後継続
2008年 消化器内視鏡の洗浄消毒マルチソサエティガイドライン発行
2009年 院内感染対策としてのワクチンガイドライン発行
2009年 医療施設における新型インフルエンザA(H1N1)感染対策の手引き発表
2009年 疫学トレーニングコースの開催、以降継続
2009年 診療報酬点数改正に伴う感染防止対策加算新設のための資料と意見書の提出
2009年 認定教育施設に対する院内感染地域支援ネットワーク構想開始
2010年 用語集の冊子発行
2010年 多剤耐性アシネトバクター感染症に関する提言(感染関連四学会)
2010年 多剤耐性菌感染制御委員会発足
2011年 避難所における感染対策マニュアル公開
多剤耐性グラム陰性菌感染制御のためのポジションペーパー公開
生体消毒薬の有効性評価指針:手指衛生 2011公開
2012年 消化器内視鏡の感染制御に関するマルチソサエティガイドライン改訂版発行
2014年  大規模自然災害の被災地における感染制御マネージメントの手引き公開
生体消毒薬の有効性評価指針:手術野消毒2013公開
医療関係者のためのワクチンガイドライン第2版公開
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