趣旨 |
---|
当学会は日本の感染症対策に寄与できる人材の育成に貢献することを目的に「日本環境感染学会 Young Challenger Award(YCA)」を創設し、若手学会員の活動意欲の向上を図るべく、賞状ならびに副賞を授与する。尚、副賞として授与する賞金は公益財団法人シオノギ感染症研究振興財団からの賛助を用いて本学会の会計よりこれに充てる。
規程 |
---|
第1条
本賞は「日本環境感染学会 Young Challenger Award」と称する。
第2条
本賞は、臨床における各種感染症に対する活動及び研究等において、独創性(ユニークさ)や挑戦性(チャレンジング)のある取り組みなどにより、社会・医療機関・患者等に大きく貢献した本学会会員とする。
第3条
本賞は、賞状ならびに副賞(賞金)よりなり、副賞として授与する賞金は公益財団法人シオノギ感染症研究振興財団からの支援を用いて本学会の会計よりこれに充てる。
第3条
本賞は、本学会総会・学術集会において(理事長より)授与されるものとする。(受賞者は学会総会・学術集会時に活動および研究等の成果を発表する)
第5条
受賞の対象となる者は、本学会員かつ総会・学術集会最終日時点で40歳未満のものとする。また感染制御に関する実務経験が3年以上あり、応募時点でも従事している者が対象となり、活動及び研究等は、独創性(ユニークさ)、挑戦性(チャレンジング)ならびに貢献度(社会・医療機関・患者等)の観点から選考される。
第6条
応募の正式な提出期限は本学会のホームページに掲載する。
受賞者は提出された応募をもとにYCA選考委員会において選考され、理事会において決定される。なお、YCA選考委員長は学術集会会長が指名し、理事長が任命する。委員長は委員を指名し、理事長と学術集会会長の承認を得て任命する。選考委員の任期は任命時から次期委員が任命されるまでとする。
第7条
本賞に関する事務局は、日本環境感染学会事務局とする。
第8条
この規程の改廃は、理事会の承認を得るものとする。
附則 この規程は、2024年11月25日から施行する。
Young Challenger Award(YCA)2025 募集要項 |
---|
申請資格
・第40回日本環境感染学会総会・学術集会の一般演題応募者
・感染制御に関する実務経験が3年以上あり、現在も従事している者
申請内容
申請時点から過去3年以内の臨床現場における各種感染症において、社会・医療機関・患者等に対して大きく貢献した活動及び研究等。
さらに、独創性(ユニークさ)や挑戦性(チャレンジング)の観点においても、優れた内容であることが望ましい。(計画ではなく実績)
実地医療における感染症およびその化学療法又は病原微生物に関するテーマおいて、下記を例とする具体的な貢献活動・研究内容を広く募集します。
例)
<社会への貢献>
予防、感染制御・抑制、疫学、耐性菌・ウイルス減少、検査手法の確立・精度向上、環境感染の改善など
<医療機関への貢献>
感染対策、効率性、経費軽減、適正使用の効率性、医療関連感染の減少など
<患者さんへの貢献>
感染者数減少、重症化抑制、予後改善、服薬コンプライアンス向上、早期診断・治療・適正使用、感染率・頻度の低下など
尚、学会発表、論文化の有無は必要条件ではない。
◆ 独創性(ユニークさ)
これまで無かった手法、他者が取り組んでいない活動、日本では導入されていない活動、先進的な活動、地域に特異的な活動など
◆ 挑戦性(チャレンジング)
重要度・必要性は高いと考えられるが、成功確率の低い・時間・コストがかかる取り組み、新規性の高い取り組み、難易度の高い取り組み、特筆技術の継続的活動など
受賞件数および褒賞金額
件数 5件 褒賞金額:50万円/件
※なお、本賞は原則として筆頭演者個人に報奨金を授与する。ただし所属施設の規定などがあれば、この限りではない。
情報公開
採択された申請に関する情報(氏名、所属、申請テーマ、褒賞金額等)を当学会ならびに公益財団法人シオノギ感染症研究振興財団のホームページ上に掲載し、公表する。
応募方法
第40回日本環境感染学会総会・学術集会への演題登録(申請資格該当者は自動登録されます)
申請資格該当者は所定の「申請書」「経歴書」を以下よりダウンロードして必要事項を記入し、演題の応募締め切りから2週間以内に郵送またはメールにて下記学会事務局までお送りください。
・申請書
・経歴書
演題の応募期間
2024年12月24日(火曜日)正午~2025年2月4日(火曜日)17:00
2025年2月19日(水曜日)17:00
お問い合わせ先
一般社団法人日本環境感染学会事務局
〒141-0022 品川区東五反田5-26-6
池田山パークヒルズ 202号室
E-mail:jsipc@kankyokansen.org