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ISO/TC304国内審議委員会

Last Update:2019年12月26日

活動目的

国際標準化機構(International Standardization Organization, ISO)で策定を進めている国際規格に関して、その作業を支援するとともに、日本の国益に沿った内容となるよう働きかけることを目的としています。

委員会の設立から現在までの変遷

ISOの第304技術委員会(Technical Committee, TC)はヘルスケア管理を所掌していますが、手指衛生の国際規格(International Standard, IS)が策定されることになりました。その作業に参画するための専門団体が必要であり、本学会が所管官庁の経済産業省から国内審議団体として非公式に打診を受けました。2018年に引き受けの正式手続きが行われ、同時に本委員会が本学会内に設立されました。
委員長がISO/TC304のメンバーとなり、手指衛生に関するIS(IS23447)策定に向けた月に1回程度の電話会議や、半年に1回程度のface-to-face meetingに出席しています。そこでの議論の結果を本委員会の委員と共有し、IS23447策定に向けて日本の立場から出すべき意見を集約しています。特に、欧米であまり使われていないフォーム剤をIS23447に含めるよう強く働きかけ、認めてもらうことができそうな状況です。
委員は、医療従事者が数名、手指消毒剤を製造販売している主な企業数社から1名ずつ、および公的機関所属の者です。これらの構成、特に企業の代表者を委員に含める点については、国内審議団体を引き受けるための条件ともなっています。

主な活動内容

前述のごとく、IS23447が日本および日本企業にとって不利な内容にならないよう強く働きかけるとともに、国際協力の立場からIS23447が世界中で少しでも多く使用されるような内容にすべく、委員一同尽力しています。
なお、IS23447の策定中のドラフトは、守秘義務があるため広く一般には公開できません。

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