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医療用医薬品の安定確保に関する関係者会議について

Last Update:2020年10月7日

会員各位

昨年のセファゾリン供給停止問題を発端とし日本化学療法学会、日本感染症学会、日本臨床微生物学会、日本環境感染学会の4学会では抗菌薬の安定供給に向けた提言を昨年8月30日に厚生労働省に提出しました。これを受け厚生労働省医政局経済課では本年3月に医薬用医薬品の安定確保策に関する関係者会議を立ち上げ、当時化学療法学会理事長でありました清田浩先生を座長として4回の会議を開催しました。ここでは抗菌薬に限らず医療用医薬品全般を対象として安定供給をおこなうための方策が議論され、昨日、その取りまとめが公表されましたので、ご報告致します。

医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(取りまとめ)資料

この取りまとめは「総論」であり、今後各分野の医療用医薬品について日本医学会の分科会から提出されたKey Drugについて作業部会を立ち上げ、今年度末に一定の結論を出す予定とのことです。作業部会と4学会は連携を密にして結論をまとめていきたいと考えておりますので、引き続きご指導、ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

 令和2年9月30日

一般社団法人日本環境感染学会
理事長 吉田 正樹

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