一般社団法人日本環境感染学会
教育委員会 委員長 森兼啓太
インストラクターコース担当委員 堀 賢
2019年まで開催していた感染制御を実践指導できるインストラクター養成のためのコースを再開することになりました。しかしながら従来形式(現地参加の対面実習形式)では、受け入れ人数に限りがあること、および会員の居住地域によっては交通費の負担が大きく、公平性が保たれないことが指摘されていました。また実習参加途中に所属施設に呼び戻される参加者もおり、これらを解消する新しい方式への変更が望まれていました。
そこで、講義部分(e-learning形式)と、実習部分(現地参加の対面実習方式)の二部構成にリニューアルすることになりました。コースの主体は講義部分となりますが、実物を手にしたり、体験することを重視する方は、実習部分にもご参加をご検討ください。
講義部分(e-learning)は、毎年200人程度の受け入れが可能になります。一方で、実習部分については今年度は36人程度(将来増員の計画があります)となります。
詳細は下記に示しますので、ぜひご参加をくださいますようご案内申し上げます。
第一部 講義部分(e-learning形式)
https://medicalprime.jp/e-learning/kansenseigyo/
※ 10月1日から募集開始となります。
※ 本セミナーへの参加には、Medical Prime(e-learningシステム)へのユーザー登録が必要です。
<費 用> 5,000円
<期 間> 受講登録後、翌年度終了まで(2年度以内)
受講終了時には、受講修了証をオンラインで発行します。ダウンロードしてご使用ください。
第二部 実習部分(現地対面方式)
下記URL(Medical Prime Webページ)で参加受付、費用もオンラインまたは振込となります。
https://medicalprime.jp/event/kansenseigyo-onsite/
※ 10月2日から募集開始となります。
※ 本セミナーへの参加には、Medical Prime(e-learningシステム)へのユーザー登録が必要です。
<費 用> 10,000円
<開催日> 2024年11月3日(日)文化の日
<開催場所>東邦大学 医学部 臨床技能学修センター
(東京都大田区大森西5-21-16)
<申し込み締め切り>2024年10月21日(月)12:00 PMまで
<参加資格>申し込み時点では特段ありませんが、実習開催日までに、第一部の受講が終了していることが望ましい。(努力義務)
<注意事項>応募多数の場合には、参加できない場合もございますので予めご了承ください。参加の可否は、10月25日までに通知いたします。
【想定対象】中級レベルの感染対策担当者(認定資格の有無は問わず)で、所属施設内で一般の医療従事者に対する感染対策上の教育を行う立場にある医療従事者全般
【実習内容】①手指衛生の管理と改善教育、②カテーテル関連感染症の予防管理と実践、③アウトブレイク対策会議開催と院内外施設との連携、④呼吸防護装備(N95レスピレーター)のフィッティング教育と管理、⑤針刺し切創と粘膜曝露の予防・管理・デバイス対
【教 員】堀 賢(順天堂大学大学院)、加藤英明(横浜市立大学附属病院)、塚田真弓(東邦大学医療センター大森病院)、藤田烈(国際医療福祉大学)、坂木晴世(国際医療福祉大学大学院)、榮留富美子(EIDOME Consulting)、美島路恵( 東京慈恵会医科大学附属病院 )
【協 力】職業感染制御研究会、フィットテスト研究会